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馬場やっと復活

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2週続けての大雪から、やっと馬場が整いました。

ドラゴンとそのオーナー大隅さんが整ったばかり馬場で気持ちよさそうに乗られました。
ドラゴンを含め全部の馬が2週間以上乗られてはいません。毎日放牧だけです。よくお客さんから聞かれるのですが、毎日乗って運動させるのですかと。競馬や馬術など競技用の馬たちは人間でいえばアスリートです。毎日トレーニングして維持しなければなりません。当方の馬たちは競馬を辞めてアスリートから普通の暮らしに戻ったので毎日のトレーニングは不要になりました。季節によってお客さんの来場数が変化するこの地では毎日のトレーニングが必要な乗り方や飼い方は大変になります。運動以外についても季節に合わせて自然に飼っています。冬は冬毛でボサボサになり、夏は青草をモリモリ食べます。冬はゆったり過ごし、夏はガンガン働きます。1年を通して同じ状況ではないのですが、馬の状態は大きく変わることはありません。手間のかからないとてもいい馬たちです。


   

外乗Aコースへもトライしてみましたが、やや多めの雪でしたが大変気持ちよく廻れました。Bコースの雪はなかなか溶けないと思います。雪外乗が長く楽しめそうですよ。

自然には敵いません

大雪から1週間。馬場が使えるまでにはもうちょっと、しかしようやく除雪もひと段落。蓼科近郊のスキー場では雪不足を補うために人工降雪機を駆使してゲレンデを作ります。水を細かい霧状にして空中へ吹き飛ばすだけです。雪のない年には何台もの降雪機を夜を徹して動かし続け、何日もかけて雪を積もらせます。自然の雪だけが頼りだったころに比べれば、はるかに安定した営業ができるようになりました。しかし今回の大雪をもし人間が作るとしたらなどと考えると、とても自然には敵いませんよね。当たり前と言えば当たり前。今更何をと思われるでしょうが、実は馬も自然なのだということで少し思うところが。だから馬には敵わないのかという話ではありません。自然災害に対しては想定して準備して適切な対応で乗り切るわけですが、自然の怖いところは今回の大雪のような想定外の事態になるところです。大雨や大雪、地震、津波、風、竜巻、想定外がやって来ればお手上げです。馬の場合は想定外が最小限になるように調教に力を注ぎます。それでも馬は人間の作り出した人工物ではないのでロボットのようにはなりません。いつ、どこで想定外になるのか誰にも分りません。馬とはそんなものなのだと思わなければなりません。自然が相手なのです。もう一つは我々が馬が見せる全ての反応、全ての動きを把握してしまえば全て想定内にすることが出来ます。しかし、これは相当な経験がければ難しいことです。常歩で歩くところまでしか知らない方は少しでも走られれば、これはもう想定外です。馬場でしか乗ったことがない方は、外乗に出ればやはり想定外が起こるでしょう。想定内の幅を広げることが、より乗馬を楽しくさせると私たちは考えています。色々な場所で色々な馬に色々な乗り方をお勧めします。今までに見たことがない馬の反応や動きが新たな乗馬に繋がると思います。想定外は怖いことですが、同時に一つ想定内が増えることと思ってください。ちなみに30年以上経った今でも想定外が降りかかって来ます。だからいつまでも飽きることがないのかなあとも思えます。自然とうまく付き合っていくことが自然の中で生きていくということなのでしょう。

またまた大雪 

2月11日 前回の雪が除けきれず少し馬場に残るもかなり良い状態。







2月14日11時  朝から雪が降り始める。





2月15日12時 60センチ以上積もり道路も除雪が間に合わなくお昼に到着。馬場の柵が見えなくなるくらいの雪で埋め尽くされてしまいました。先週の雪がやっと無くなったのに・・・・・・。





2月16日 昨日は除雪で精一杯。放牧もできなかったので今日は元気に雪の中を飛び回ったり、

雪浴びしたり、馬たちはとても楽しそうです。こちらは雪かきでへとへとなのに。

これ程降ったのは初めてだとご近所の70代のお爺さんがビックリしていました。

今週中頃にまた天気が崩れそうです。自然には敵いません。

大雪?約40センチ積もりました





昨日この冬一番の雪が積もりました。雪が降るとみんな真っ白になって綺麗になるのですが、除雪が大変です。蓼科は太平洋側の気候になり、晴天率が上がります。日本海側のように大量に雪が降ることはありません。今回の40センチの雪も一回に降る量としては多いほうでした。そこで活躍するのが上の写真に写るトラクターです。8年前に買った今では骨董品のようなトラクターです。毎年エンジンがかからなくなったり、パンクしたり、現在は充電ができず毎回軽トラックからケーブルで繋いでエンジンをかけています。なんとか誤魔化し続けて今日も大活躍。施設中の除雪のほとんどを受け持たせています。トラクターが来るまでは人力が頼りでした。今思えばどうやって雪をかいていたのかと、もはやトラクターなしでは冬は越せません。楽ちんを覚えてしまった体は元には戻れないようです。なんだか楽ちんしている私を見ている馬たちに「お前もか」と投げかけられているようです。馬たちも楽ちん大好きなのであります。自ら苦労しようなんて思う訳もなく、嫌なものは嫌だと思っています。騎乗者に従ったほうが楽ちんなのか、振り切ってしまったほうが楽ちんなのかと考えているのです。これからもなるべく楽ちんしたいですね。

人間を見分ける馬

現在、蓼科乗馬ファームは私と妻と娘の3人で切り盛りしています。最近、去年やって来たサラブレッドのナデシコが馬体の手入れや馬装の時に私以外の者に反抗的になってきました。私と私以外を見分けているのです。馬は乗馬されている時にも騎乗者を見分けています。特に色々な人に乗られる馬はより見分けるような気がします。当ファームのサラブレッドのほとんどは競走馬の状態でやってきます。調教を始めてお客さんに乗ってもらえるようになるまでは比較的見分けていないような気がします。お客さんが乗れるようになってくると徐々に見分けるようになってきます。競走馬として生まれて引退するまでずっとプロの騎手に乗られていたので、初めて乗馬する人の存在すら知らないはずです。ところが、初心者のレッスンなどで思わず「あれっ」と思えるようなことを体験します。そして少しずつ色々な人がいることを知っていくのです。さらに進むと「従わねばならない」か「従わなくてもよい」のどちらなのかを見分けるようになってきます。よくあるケースに初心者が乗ってもうまく動かない馬が上級者が乗るとどんどん動くなどの、同じ馬が騎乗者によって動きを変えるパターンです。ちゃんと見ているのですね。手や足の使い方や、バランスの取り方などから判断していると思われます。もちろんいつも乗っている人は馬もわかっている部分があると思いますが、達人クラスになればどんな馬も跨った瞬間に「了解しました」となります。私はこれまでに2度そんな驚きの瞬間を見たことがあります。一度はアメリカ人のカウボーイでした。誰が乗ってもいつも突っ走て「止まらなーい」のに、そのカウボーイは涼しい顔で普通に何気なく乗り、最後に「ナイス ホース」と言われました。ちっとも突っ走りません。そんなはずはないとカウボーイが帰った後すぐに乗るとそれまでと同じく突っ走りました。愕然でした。跨った瞬間に見分けられているようでした。突っ走っている馬を徐々に落ち着かせたのではないのです。跨った途端に分かってしまう何かがあるのです。我々はなかなかそんなところまではいけませんが、どんどん上級者の真似をしていけば上達していくと思います。そう言えば私も乗り始めたころは上手な人の真似をしていました。これからももっとたくさんの馬に乗って先のカウボーイのようになりたいと考えています。

馬の寿命はどのくらい

この前の日曜日にお客さんから馬についていろいろ尋ねられました。その中でたくさんの方から質問される馬の寿命について考えました。そもそも人間に飼われている馬たちはほとんどが天寿を全うできません。競馬や馬術競技、観光乗馬、その他たくさんの用途で使われている馬たちはその用途に適さなくなった時には別の用途に移るかあるいはお肉になるかとなります。経済動物なのです。競走馬でとても活躍して沢山稼げれば北海道で天寿を全うできるかもしれません。あるいは乗馬クラブで長い間頑張った馬はその施設で最後を迎えられるでしょう。いずれにしても個人か施設で飼い続けられることができることが条件です。飼い続けるためには経済力がいるのです。という訳で最後まで飼ってもらえる馬はわずかになってしまい、なかなか平均寿命が割り出せないのです。一般的には25才前後が寿命といわれています。この前の装蹄の時に装蹄師さんからだんだん老馬が増えてきていることを聞きました。乗馬施設で持っている馬はどうしても経済的に見合わなくなってくると入れ替えるのですが、個人で持っている馬はなるべく長く出来れば最後まで飼ってあげたいと思われているようです。馬は家畜とペットの間にいるのです。乗馬施設は保健所と家畜保健所の両方から管轄されています。保健所は動物愛護管理法のもと動物取扱業者を管轄しています。当ファームも登録して毎年動物取扱責任者の研修を受けています。家畜保健所は家畜保健衛生所法により家畜が健全であるように都道府県に配置されています。予防注射や各検査などを実施してもらっています。また、馬のインフルエンザの流行などの情報を知らせてもらいます。もう一つ市の農林課からも畜舎の消毒などお世話になっています。使っている間はペットのような、使えなくなったら家畜扱いが馬の現状です。一般的に野生のほうが寿命が短いらしいので普通に乗馬で使われれば野生と同等以上に生きられると思います。当ファームでもなるべく長く飼っていたいのですが、限られた頭数しか飼えないので20才を過ぎると入れ替えねばならないでしょう。それまで飼っている間は精一杯大事にしてあげたいと思います。


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